夏休みの思い出
夏休みの思い出といえば屋台や花火だろう。
でも、今年、いや、去年も含めて、僕たちの日常の中からそういう特別な時間は無くなっていった。誰もがマスクをつけて、誰もが消毒をする街の中から人が集う場所が急速に失われていると感じている。
当然、ころころでも極力、『密』になる場を避けてきた。換気もしているし、手指消毒、体温チェックも継続している。その上で、僕たちの仕事の一つは「子どもでいられる時間の思い出を残すこと」だと考えている。
今は今しかないという思いから、ごく身内だけに声をかけて6月ごろから不定期の子ども食堂を始めた。飲食が伴うので、換気をしながら実施した。一応、材料代として各家庭から300円いただいてみんなで作ってみんなで食べる時間をとった。
(なかなかみんな遊ぶ方に夢中で作ることはあまりしていなかったりするけど…笑)
8月某日も子ども食堂を実施した。
焼きそばをメインメニューとしてフランクフルトとかき氷。まるで縁日だ。
来てくれた子どもたちはそれぞれの楽しみ方をしている。焼きそばを食べている子もいたし、かき氷はシロップかけ放題にしたので、いろんな味を混ぜて楽しんでいる子もいた。(あれは美味しいのかしら…)
一通り食べ終わると花火を用意しておいたので、みんなで近所へ出かけていって花火をした。色鮮やかに輝く花火を眺めながら、きっと来年は、みんなでもっと楽しめる機会を増やせると願って。
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