マッサージとコミュニケーション
「最近は子どもにマッサージをしてコミュニケーションをとってるんですよ」
今日、説明会に来られた親御さんはそう語られていた。これまで自分からあまり話しかけたり、うまくコミュニケーションができなかったそう。
それでも諦めずに子どもと向き合い、様々な書籍を手に取り、関わり、今、信頼を積み上げようとしている。
子どもが学校に行かなくなった時、そのことが受け入れ難い時はある。
「誰でもできることなのに」と心のどこかで思ってしまう。
そんな苛立ちが子どもとのコミュニケーションに出てしまって、関係性が悪くなっていく。
そうやって壊れていったものを直していくのは、壊すのに使った時間の何倍も何十倍もかかるものだ。もしかしたら直すことは叶わない夢かもしれない。
それでも自分が変わるしかないと決意し、努力を続けている人の姿には尊敬の念を抱かずにはいられない。僕たちも何かしらの形で力になっていきたい。
そしてこうも感じた。
「ここ、豊中だけでこういうご家庭はあといくつあるのだろうか?」
「フリースクールに何ができるのか?」
僕たちの挑戦はまだ始まったばかりのようだ。
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