自分で自分の願いを叶える
1ヶ月ほど前のこと。
「次何する?」
ご本人に聞いてみると意外な答えが帰ってきた。
「ピーマンの肉詰め作りたい!!」
いやいや笑。悪くないよ。悪くない。だがしかし、数ある料理の中からわざわざピーマンの肉詰めを選ぶだろうか。唐揚げでもオムライスでもなくピーマンの肉詰めだ。
もっと言えばハンバーグですらない!!
事情を聞くとどうやら妹がピーマンの肉詰めが好きだとのこと。そして、その妹が来月(つまり今月)誕生日との事。どうした、なぜそんなに家族想いになれるのだ。
そんなエピソードを聞いた僕たちは「よし、来月絶対作ろう」と心に決めた。
来る10月。今回はひき肉、卵、パン粉。そして、何よりピーマンを購入。これまでのお菓子作りと同様、こねてまぜて作り上げていく。マスク越しにふーふー言いながら頑張ってこね続けている。
肉ダネができたら今度はピーマンの中に入れていく。ピーマンの肉詰め初チャレンジの僕も手伝う。なんとなく続けていくうちに楽しくなってくる。
そして、ピーマンに肉を入れられたら、いよいよフライパンの中へドーン。
お気づきだろうか。この写真はピーマンの肉詰めではない。渦中、本気すぎて撮り忘れたので、撮影用に余った肉ダネでハンバーグを焼いてもらった。大人の都合であることは本人もわかってくれているに違いない。
と、まぁ、そんなこんなあったものの、バッチリピーマンの肉詰めが仕上がり、ご本人も大満足でした。なかなか自宅で料理を作ろうと思うと親御さんがつきっきりになる必要があるけれどこう言った形で地域の中で子どもたちが自分のやってみたいことにチャレンジできる場所ってもっと増えたらいいなと感じた。
自分で自分の願いを叶えられるってきっと素敵なことだと思う。
僕たちはこれからもそんな場所でありたい。
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