こどもの視点とスタッフの成長
「こ、この人がやりました!」
おいおい、俺じゃないぞ。君がやったんやろ。
ご本人が砂糖を溢して、僕に責任をなすりつけるというワンシーンが先日クリスマスケーキを作っている時にありました。
そうそう、君が初めてこの場所にやってきてから随分、関係性が変わってきたように感じる。最初は話しかけてもうなづく程度だった君がついに僕に責任をなすりつけて笑うところまできた。(喜ぶべきかは不明)
単に場所に慣れてきたということもあるのかもしれない。僕らと話すことにも抵抗を感じなくなったのかもしれない。一方で僕らスタッフも少しずつスタッフらしくなってきているのかもしれない。
最初は辿々しかった関わり方もゆとりや余白が出てきているのかもしれない。最近は導入でミニレクチャーを5分ほど取り入れている。何か一つでも頭の片隅に残って、大人になった時にころころでの思い出が少しでもご本人を勇気づけたりできればと思って。
こういう新しい取り組みを始める度に僕たちもチャレンジせざるを得ない。子どもは本当に正直で手遊びを始めたり、肘をついて急激に眠気を発したりする。学校の先生は本当に努力されているなぁと感じる。
僕たち自身も少しでも子どもたちに学びや気づき、それに紐づく楽しさを感じてもらえるように前進していきたい。出来上がったケーキはめちゃめちゃ美味しく、ついついタッパー4つ分も作り、お迎えに来られた親御さんが驚愕していたことは秘密の話。
次回はどんな時間になるだろうか。
=ケーキ作りの風景=
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