大人の本気
うちには映画監督がいる。
レゴを巧みに操り、動画編集ソフトを使い(先週、小山が教えた)、映像を撮影し、自分の世界観を表現する監督だ。通い始めて2ヶ月くらい。最初はレゴを動かして一緒に遊んでいただけだった。その時からご本人の中にある物語が展開しており、我々は言われるがままセリフを発する。
例えば次のような具合だ。
「2004年」
ん?(僕)
「2004年」
ん?(僕)
「2004年って言って」
2004年(僕)
「ついにこの時がきた、はい」
ついにこの時がきた(僕)
「きゃー助けて」
きゃー助けて(僕)
これがなかなか大変だ。しかし、昨日、我々はついに動画撮影を共同で行った。役割を紹介しよう。
監督:本人
声優・ナレーション:小山
カメラマン:僕(荒川)
役者:レゴ
↑迫真の演技でアロサウルスにやられた役者の皆さん
↓物語の鍵を握るアロサウルス
ぜひ、この力作を皆さんにみてもらいたいと思いつつ、現在、監督が編集作業に入ったので、今日はまだ共有ができない!!
この超大作は完成を迎えるのか、迎えないのか。
わからないけど、見守っていきたい。この撮影を通じて感じたのは僕と小山が本人以上に本気でやり始めたあたりからご本人のスイッチが入ったことだった。もしかしたら、大人が一歩引いてみているうちは子どもはそのポテンシャルを最大限には発揮できないのかもしれない。大人が子どもたちの限界の先に一歩立ってみること。
そうすることで子どもたちに新しい景色を届けられるのかもしれない。
何れにしても記念すべき撮影だったと個人的には思っている。編集結果が楽しみ…。
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