あぁ、バレンタイン
今や、どのお店に足を運んでも漂うバレンタインムード。僕自身、チョコレートはもらうこともオカンくらいからしかないが、作ることはさらにない。あまり縁を感じてこなかったこの行事に今年は正面から取り組んだ。
近くのお店で手作りチョコレートを作るために、溶かすための素材となるチョコレートを買う。当たる前だけど、カカオから作ったりはしない。手作り原型が何であるかなんて考えたこともなかったぜ。
戻ってきて、チョコレートを溶かし始める。これが印象としてはもはや格闘である。チョコレートを叩く。熱湯をボウルにはり、チョコレートに熱を届ける。熱い熱いと熱湯に触れながら溶け始めたチョコレートを混ぜる。もはや、この工程で愛を試されているのではないかとすら思う。
なかなか大変な作業をして、油断していたところ、驚くべきことにあれだけ苦労して溶かしたチョコレートがみるみる固形化していく。
なんだって!? 冷蔵しなくても固まるというのか!?
そんなことも知らない僕をよそに固まり始めるチョコレートを溶かすべく、再度お湯を沸かす。しかしこれが、どう言うわけか、一度液状化してから固形化していくチョコレートは再び最初ほど綺麗な液体にはならない。なんらかの理由で熱が伝わりにくくなったのだろうか。
そんなチョコレートとの激闘を広げながら、無事、写真のようなところまで仕上げることができた。メンバー一同、やり切った感覚とともに、チョコレート作りを終えた。今年、バレンタインデーで手作りを渡そうと考えている全ての皆さんに、僕は心からのエールを送りたい。
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