周りの決めつけ
今日は珍しいことが起きた。
先週の終わりに小山が映画監督(うちの生徒)に「来週バレンタインやし、チョコレートでも作ってみる?」と聞いたところ、「うん。」と小さくうなづいたのだった。
その場で話を合わせただけかと思いきやなんと翌週もやりたいということで、材料を購入へ。
実は、他の子と買いに行ったことはあっても、この子の回に買いに行くのは初めて。いつも同じことややりたいことではなく、たまにはいつもと違う自分になってみるのも大事やんね。うちの巨匠もこの日はほぼ撮影なく、おいしいチョコレートを作っていました。小学生の時にお菓子作りができてたら僕も何か違う未来を思い描いたりしたのだろうか。
そんなことを思いながら買い物に付き合うとその表情は真剣そのもの。材料選びにこだわりを見せるあたり、さすがは巨匠という感じだ。戻って早速、チョコレートを溶かし、固めて、十分な仕上がりだった。
なるほど、意外とこういう才能もあるんだなと思いながら、こっちでこの子はこういうことに関心がある、才能があると決めつけることの危険性を感じる時間だった。
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