その子らしさとフリースクール
【自由な学校はどこまで自由になれるか?】
その子に合わせた学びを届けたい。
これは僕たちの願い。今日1件の相談があった。
僕はフリースクールとして「何曜日の何時から何時まで開室しているか」を当たり前のようにお話した。しかし、ニーズとしてお話しされたのは、「学校に行くことができているけど、フリースクールのようなその子らしさを伸ばしていける場所にも少し通えないか」と考えているとのこと。
なるほど。
もしかしたら、暗に決まった時間に来てもらうことを前提にしていたけれど、時間と場所を拘束して「この時間はここにいてね。」という枠組みを飛び越えた自由な学びが求められているのかもしれない。学校に行っていても、いなくてもその子らしさを探究できる支援を届ける方法を探ってみたい。
問いは「僕たちはどこまで自由を形にできるだろうか?」
アイデアとして書いておくと例えば「校舎」はいらないのかもしれない。例えば、コミュニケーションを取るだけならビデオ通話アプリで十分、顔をみながら話すことができると思う。通うことに意味を見出すよりも1日の過ごし方にフォーカスしてみると学びに使える時間が増えるかもしれない。
また、調べ物をする場合、チャットか何かで活動をサポートができれば、そばにいる必要は必ずしもないかもしれないし、勉強を教える場合も動画コンテンツが充実しているのだからそれを使うのもいいかもしれない。
ん? じゃあ、僕らは何をするのだろうか?
今の所のインスピレーションは「案内人」といったところだろうか?子どもたちが難しいのは経験に基づいて判断することだろう。なぜなら経験そのものがないからだ。だから、知らない中、印象で好き嫌いを判断してしまうことがあるかもしれない。
そんな時に僕らが「ちょっと一緒にやってみようぜ」と誘いかけて一緒に体験の中に飛び込んでいく。そんな「案内人」として子どもたちの学びを促進していくことが僕らの仕事かもしれない。
まだ、思いつきに過ぎないけど、自由さの追求はもしかしたら今後のテーマかもしれない。
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