フリースクール にれの木さんにお邪魔してきた件 - 前編 -
先日、7月1日に豊中市内にあるフリースクール「にれの木」さんを訪問してきました。私たちの知る限り、豊中にあるフリースクールは「にれの木」さんとうちだけです。「にれの木」さんは北に、私たちは中部に位置しますので、連携しながら豊中市全体の不登校支援が充実するように私たち自身が成長していきたいところです。
そして素敵な玄関の看板。生徒さんが作ってくださったそうです。中に通していただき、教室の一角を借りながら、一時間ほどお話を聞かせていただきました。お話からは子どもたち一人一人の可能性をを引き出す関わり方を学びました。「にれの木」さんのブログの方にもその様子が現れておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
▼学びの入り口へ誘う
すでに書かせていただいた通り、「にれの木」さんは子どもたち一人一人の可能性を引き出す関わり方を実践しておられます。例えば、絵が得意な子には図形の問題を提案してみる。言葉が得意な子には古文や語学に触れる機会を創る。そうやってその子が学んでいく楽しさに出会えるような「学びの入り口」を探り当てるかのように丁寧に子どもたちを見つめられていました。
学校では学びの入り口はある程度決まった形でしかなく、どうしてもその入り口からは学びの面白さに出会えない子どもたちがいます。これは一斉授業ではある程度仕方がないことでしょう。しかし、そうして学ぶことの魅力に出会い子どもたちにとっては機会の損失になります。
にれの木さんでは「学びの入り口」を潜れなかった子どもたちが学びの楽しさに出会えるように先生が一生懸命に関わっておられました。「子どもたちの可能性を信じる」という言葉は綺麗ですが、行動し続けることは難しいです。それでも先生からは信じているからこそ、こどもたちがどんな状態にあっても諦めずに「入り口」へと誘っているんだなと感じました。
じゃあ、僕たちはどうあるべきだろうか?
僕らころころには何ができるだろうか?
その辺りアドバイスもいただいたので続きは後編で。
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